ノンカフェインで、身体にもよいといわれているルイボスティーですが、この前スーパーに行ったらルイボスティーの隣に「グリーンルイボスティー」という種類が置かれていました。
ルイボスティーは愛飲していましたが、グリーンルイボスティーは初めての出会いでびっくり!
でも、お値段が普通のルイボスティーより少し高めで、なにが違うのかもよくわからない…。
ということで、グリーンルイボスティーとルイボスティーの違いを調べてみると、同じルイボスが原料のお茶でも、少し違った効果があることが分かりました!
それぞれの特徴をまとめてみたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
グリーンルイボスティーとルイボスティーの違い
グリーンルイボスティーは、一般的なルイボスティーと同じ、ルイボスが原材料となっているお茶です。
ルイボスティーとの大きな違いは、製造方法にあります。
ルイボスティーはルイボスの葉を発酵させてから乾燥させるのに対して、グリーンルイボスティーは発酵せずに急速に乾燥させて作られているんです。
そのため茶葉には青みが残っていて、味や香りもさっぱりしたものになります。
ルイボスティーよりも作れる量が少ないのも特徴です。
フリーズドライ製法を取り入れている工場が少なく、天日干しには手間と時間がかかってしまいます。
発酵しないように短時間で乾燥させる必要があるグリーンルイボスティーは、作れる場所が少ないので希少価値が高まり、価格も高くなってしまうのです。
発酵させていない分、ルイボスの持つ栄養成分がそのまま残っているので、一般的なルイボスティーよりも含まれる栄養成分が多いのも特徴です。
気になるグリーンルイボスティーの成分
グリーンルイボスティーにはルイボスティーよりも多くの栄養成分が含まれていますが、含まれている成分が気になりますよね。
グリーンルイボスティーはルイボスティーに比べて、フラボノイドが10倍以上、アスパラチンは81倍も含まれていると言われています。
フラボノイドはポリフェノールの一種で、美肌効果や、爪や髪に潤いを与えてくれる成分で、抗酸化作用もあるので血液がサラサラになり、生活習慣病の予防にも効果的です。
あまり聞きなれないアスパラチンは、フラボノイドの一種でルイボス特有の成分です。
アスパラチンには活性酸素を除去する働きがあえるので、アンチエイジングにも効果が期待できます。
最近では、アスパラチンの持つ医療効果も発見されているので、注目されている成分の一つです。
このアスパラチンは、煮出すことでより多くの成分を浸出させることができるので、グリーンルイボスティーは、アスパラチンを摂取するにはとても良い飲み物だといえます。
グリーンルイボスティーは妊活にもおすすめ
栄養成分がたっぷり入っているグリーンルイボスティーは妊活にもおすすめのお茶です。
グリーンルイボスティには高い抗酸化作用が期待できます。
この抗酸化作用は、不妊の原因の一つにもあるホルモンバランスの異常の改善につながる可能性があるんです。
ホルモンバランスの乱れの原因の一つに、活性酸素が引き起こしてしまっている可能性があります。
この活性酸素を抑制するのが抗酸化作用のある成分です。
グリーンルイボスティーには抗酸化作用が含まれているので、ホルモンバランスの乱れを改善させることができるので、妊活にもおすすめです。
さらに、妊活中にとりたい成分として「葉酸」があります。
葉酸は妊娠しやすい体作りのために必要な栄養成分ですが、なかなか食事から十分な量を摂取することが難しい成分とも言われています。
サプリメントなどを使って葉酸を摂取している人もいますが、実はタンニン(カテキン)には葉酸の働きを邪魔する作用があるんです。
コーヒーや緑茶に含まれているタンニンによって、せっかく補っていた葉酸の働きを邪魔されている可能性もあります。
このタンニンが少ないのがグリーンルイボスティです。
コーヒーとのタンニン量を比較すると、グリーンルイボスティーはコーヒーの約3分の1程度しかタンニンが入っていないのです。
ノンカフェインなので妊娠した後も安心して飲み続けることができるグリーンルイボスティーを上手に活用して、妊活に役立てましょう!
このように、グリーンルイボスティーとルイボスティーの違いは、実はたくさんあるんです。
ちょっとお値段が高いグリーンルイボスティーですが、ルイボスティーよりも身体によい成分がたくさん入っています。
煮出すことで、ルイボスの持つ成分をしっかり摂取することができるので、お茶として飲むのはベストな方法だといえるでしょう。
さっぱりとした味なので、夏にはアイスで、冬にはホットで飲めば、一年中愛飲することができるお茶です。
ルイボスティーだけでなく、是非グリーンルイボスティーも普段の飲み物にプラスしてみてはいかがでしょうか。